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古くから滋養強壮に効くと食されているスッポン。
最近ではスッポンの甲羅の縁にあるエンペラという部分が、コラーゲンたっぷりなので美容にも良いと注目されています。
今でこそ、サプリメントで手軽にスッポンの栄養を摂取できますが、スッポン料理となると、高級食材でなかなかお目にかかれません。
このスッポンが、どのように食されるようになったのか歴史を辿ってみましょう。
中国ではなんと、三千年も前からスッポンを食用にしていたという記録が残っています。
この頃から食用、薬用として高い栄養価が注目されていました。
スッポンを扱う専門職もあったともいわれており、中国の歴史とともに歩み、古くから食されていたということがわかります。
現在も、漢方薬の原料として中国ではお馴染みの食材です。
日本では、縄文時代の貝塚からスッポンの化石が発見されていて、その頃からスッポンが食されたことが分かっています。
そして、江戸時代になると滋養強壮用に効果があると広く知られるようになりました。
明治時代に入るとスッポンの養殖が始まり、1980年ごろになると食事として食べるだけでなくサプリメントや、漢方薬の開発が進み、今では健康食品として身近なものになりました。
スッポンには何種類もの栄養が豊富に含まれていることが江戸時代からわかっていたなんて驚きますね。
昔は天然のスッポンを食べていましたが現在、スッポン料理店で提供されるものは大部分が養殖です。
しかし、天然のスッポンと変わりなく、栄養豊富でおいしくいただけます。